1989年に創立したこの室蘭ウインドソサイエティも今年で19年目を迎えました。

  当時高校を卒業した私も、今では娘3人の父親です。

  改めて、この19年という年月は短いものではない、と感じています。
 ただ成り行きで過ごした時間ではないということです。

  しかし、この19年間は平坦ではありませんでした。
 幾度となく出会いがあり、そして別れもありました。
 これは私自身も経験しています。

  今、室蘭ウインドソサイエティがこの室蘭の地に根ざして活動し続けていられるのは、
 どんなに世代が代わっても、団員ひとりひとりの『ずっと音楽を続けたい』という強い熱意そして意志と
 熱心に指導してくださった指揮者、トレーナーの先生方、
 そして私たちの活動をサポートしてくれた家族、地域の皆さんのおかげだと思っています。

  最近では子育てや出産を経験した「ママさん団員」の復帰もあり、ソサイエティを盛り上げてくれました。   こんなに素晴らしいことはありません。

  19年目のソサイエティは活動の原点に還り、ますます地域に根ざした活動をしていきたいと思います。
 そして常に成長しつづけるバンドとして、地域の吹奏楽をリードしていきたいと思います。

  創立20周年も目前ですが、まずはこの1年をソサイエティらしい年にするために
 団員の皆さんのご協力をお願い申し上げます。

                        室蘭ウインドソサイエティ 団長 亀山 敏生